SSブログ
児童養護施設 ブログトップ
前の10件 | -

編み物(ボランティア)5 [児童養護施設]

久しぶりのボランティア。
誰がくるのかなあ。

やってきたのは、Yちゃんと低学年のSちゃん。
Yちゃんは、部屋へはいるなり、wineに飛びついてきた。
こんな風にされると、ボランティアやめる、なんて言いにくいなあ。
Kの養育里親が始まると、ボランティアを続ける事ができるかどうか、わからない。
気持ちでは、ボランティアしたいけど、体力的にどうだろうか。
それに、施設側がボランティア続行をどう判断するか。

Sちゃんは、機械にまきつけて作る、お花を作ってもらうことにした。
Yちゃんは、三角ストールの続き。けっこう、ストールに近づいてきた。

しばらくして、MRちゃんがやってきた。手には、かぎ針をもってきていた。4号と6号。
なんと、MYちゃんからもらったんだとか。MYちゃん、もってたんなら、これを使えばよかったのに。
まあ、過ぎた事をどうこういっても、しかたない。

MRちゃんに似合うと思っていた、渋〜い黒に近い色なんだけど、ラベンダーもはいってる毛糸は、大人びた顔のMRちゃんによく似合っていた。

wine「MRちゃんには、地味かもしれないけど、この糸、使う?」

MRちゃん「ぜんぜん。奇麗だよ、この色。」

?????子供には何がうけるかわからない。

あ、お土産にロイズのチョコレートを持って行っていて、3人でわけて食べてもらった。

wine「先生の許可はもらってるからね、食べて良いって。」

Yちゃんの顔がぱあ〜っと明るくなった。
施設側に内緒では、食べにくいらしい。前もって、施設側に伝えておくのって、大事だなと思った。

チョコレートは美味しかったらしくて、すぐになくなってしまった。


Sちゃんのお花が一つ出来上がる頃、Sちゃんのお父さんが迎えにきたので、Sちゃんは、部屋を出て行ってしまった。

このお花を作ると、とっても肩がこる。低学年のSちゃんにできるわけなく、wineが全部した。

wine「あ、肩こった。」と言っていたら、

Yちゃん「湿布もらってきてあげる。」と言って、
事務局にいき、小学生担当の先生に電話連絡をしてしまった。本当に先生が、もってきてくださった。申し訳ない。先生は、にこにこしながら、持ってきてくださったけど..................先生だって忙しいはず。

で、その後、大騒ぎ。

Yちゃん「ほら、Yが貼ってあげるから。肩こったって言ってたでしょ。ほら、早く。」

wineはしばらく逃げ回っていたのだけど、結局、貼ってもらった。
そしたら、気持ちよかった。肩こりで湿布をしたのは、初めて。効くのね。
せっかく貼ってもらったし、気持ちいいし、なんだかんで、そのまま家に帰った。

別れ際、次はいつくるのかと聞かれたけど、答えられない。
次回は、きっとKの養育里親が始まっている。

MRちゃん「いつも、先生にまた言っとく、とかいうけど.........ね、いつくるの?」

wine「ん〜、申し込んだ日ね、『でかけてる』とか、『予定がはいってる』とか言われてね、なかなかあわないんだよ。」

Yちゃん「じゃあ、いつもいつも、今日はどうですか?て先生に聞いて。」

まあ、それも一つの手なんだけど、先の約束ができないって、ちょっぴりつらいなあ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

編み物(ボランティア)4 [児童養護施設]

施設9時半頃到着

いつもの2人と編み物と思って行ったのだけど...........

部屋へやってきた2人は、中一のMYちゃんと初めてお目にかかる、MRちゃん。

wine「あの、YちゃんとMAちゃんは?」
今日はこの2人の作りかけになっている物を仕上げようと思ってきたんだけど。

先生「2人は、今作業をしてもらってるので........」

wine「ぽんぽんを作る道具しかもってきてないけれど、それでいいですか?」
でも、どうみても今目の前にいる2人には、ポンポンは物足りないんじゃないかしら?
特に、MYちゃんは、とても頭の良い子。以前、こちらの先生が自分の子供のように自慢していたのを思い出す。

以前の先生の話「MYは、何をさせてもできるんです。誰に教えてもらうわけでもないし、書道教室に通っているわけでもないのに、書道は、県内では1位か2位を争うぐらいなんです。走っても早いし、水泳も得意なんです。スポーツも何でもできるんです。」

Yちゃんの話では、MYちゃん、テストの点数は、100点ばかりなんだとか。

ただ、MYちゃんは、wineがボランティアで来た時にいつもいるかどうかは、わからないのよね。オウチにも帰ってるみたいだし。
部活は、陸上部にはいったとか。これからは勉強も忙しくなるし...かぎ針を渡すかどうか、迷った。

2人に、編み物の本を見せながら、
wine「MYちゃんにと思って、毛糸とかぎ針用意していたのが、前からあるんだけど。どうする?ポンポンだけにする?どうするかは、MYちゃんが決めればいいからね。」

先にMRちゃんとポンポンをすることにした。
MRちゃんは小学6年生。だけど、見えない。高校生ぐらいに見える。とても大人びている。話すと、小学生なのよね。MRちゃんは、wineのしていることをよく見ていて、すぐにできた。ただ、まあるく形を整えるのがちょっと難しかったみたい。

MRちゃん「これ、機械で作ったことあるねー。」

wine「私のはね、機械、使わないの。使わなくてもできるでしょ。」

他にもボランティアでどなたか来てるみたいね。

途中から、Yちゃんが部屋に入って来た。

wine「こんにちは。あ、どこ座る?ここ座る?」
wineのとなりに座った。Yちゃんのストール、半分ぐらいできたかな。形が少しおかしなことになってるけど、まあ、しょうがないか。ところどころ間違ってるけど....................................あーほどいてやりなおして頂きたい。

Y「え〜、せっかくここまで編んだのに...........ここまでほどくの?」

あ〜もういいわよ。そのままいけ。

気が付くとMYちゃんが、かぎ針を持っていた。

wineはMYちゃんの側にいき、かぎ針の持ち方と、糸の持ち方、ちょっとだけ、教えたんだけど、ほとんど完璧。鎖編もすぐに覚えた。1つ1つのメがほとんど同じ大きさ。ちょっぴりきついかなと思ったけど、初めてだし、そんなに言う事がない。細編みもすぐにできたし、長編もすぐにできた。ただ、立ち上がりが少し面倒なんだけど、まあ、なんとかなるでしょ。目数も数えることができてるし。

MRちゃんは、ポンポン作りがおもしろいのか、6個ぐらいは、作ったかな。お部屋に飾るんだとか。でも、MRちゃんも編み物したかったみたい。ん〜、次回、用意しよっかな。

女の子達の集まり、おしゃべりも弾む。

MYちゃん「あたし、ここで寝てもいいなあ。」

wine「こんな広い所で1人で寝るの?」

苦笑しながらMYちゃん「誰か招待する。」

MRちゃん「じゃ、あたし。」

Yちゃん「えー、それなら、あたしも。」

wine「結局、大勢になるんじゃないの。」

みんなで、笑った。




wine「Yちゃん、お友達にプレゼントする、毛糸あるの?」

Yちゃん「うん、おばあちゃんが2個もってきてくれた。」

wine「そうなの?じゃあ、その毛糸、大事にするんだよ。」

wine「MRちゃん、ポンポン、まだ作る?じゃあ、毛糸置いて帰るね。」

MRちゃん「うん、い〜っぱい作る!!」

wine「MYちゃん、できてるね、またくるからね、かぎ針、大事にしてね。」

1時間半なんて、あっという間。wineは部屋を出たけれど、子供達は、そのまま、12時までその部屋にいるんだとか。そういえば、園長先生が言ってた思うんだけど、「いつも大勢でいることがストレスなんです。(学校で顔をあわしている、友達が、家に帰ってもいる)、(学校でケンカをした友達が、家に帰ってもいる)、それが、子供達にとってはストレスなんです。」

そういえば、MAちゃん、来なかったな。飽きたのカナ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ボランティア 7人!! [児童養護施設]

久しぶりにボランティアへいってきた。
午後2時から4時。

いつものYちゃん、MAちゃん、新しい5人の女の子!!全部で7人!!
電話では、全部で5人と聞いていたのに、2人増えてる.....
まあ、なんとかなるかあ〜

5人の女の子には、毛糸でポンポンを作ってもらって、アクセサリーにすることにした。

5人のウチのAちゃんは、何度か顔を合わせたことのあるコで、独占欲の強いコ。
途中で、部屋をでていって、それきり戻ってこなかった。
Aちゃんの妹のYちゃんは、根気よくハサミを使って、一生懸命、まあるくポンポンを作っていた。

wine「Yちゃん、上手だね、まあるくなってるね。」
子供って、褒められると本当に嬉しそう。
実際、ほんとに、Yちゃんは、上手。

子供達は、ひそひそと、「機械で作った分だよね。」といっていた。
手芸店でみかけたアレだよな。
大人げのないwineは、「機械なんてなくてもね、できるんだよ。」

とてもおとなしいYNちゃんは、慣れてくると、「ポンポンをランドセルにつるしたいの....」と言ってきたので、かぎ針で鎖編をつくって、それに縫い付けてあげたら、とっても嬉しそうな顔をしてくれた。

さすがに今日は、人数が多くて、Yちゃん、MAちゃんにまで手が回らなかった。

女の子達に色々質問もされた。
子供「結婚してるんだ。ね、wineさん、子供いるの?」
Y「wineさんはね、結婚してるけど、だんなさん、似合ってないんだよ。」
Y「子供欲しかった?女の子と男の子どっちがいい?」

女の子と答えるべきなのか?

wine「ん〜、どっちも良いねえ。」
ホントに実子に恵まれるならどちらでも良い。

MA「どうしてできないの」
それを聞いてくるか。
性教育は、小学校でも教えているらしいけど、不妊のことは教えないのね。

wineはこの質問になんて答えたか忘れた。
下をうつむいて、「医学的に無理」なんて言ったかも。

妊娠できる可能性はあるらしいけれど、
お医者さまの(医学の)言う可能性をいつまでも期待する気持ちになれなかった。
あきらめるのは早い、と言われたけれど.............

Y「ね、もし子供が産まれてたら、何て名前つける?」

忘れた。新婚当時は、あんなに騒いで、考えたのに。なんだったっけ?

wine「ん〜、わからないなあ。」

部屋の窓からは、桜並木がよく見えた。
YちゃんとWちゃんは、先に部屋を花見にいくと言って、でていってしまった。
MAちゃんは、お片づけをきちんとしてくれて、それから、出ていってしまった。

後の3人は、もう1個作るといって、頑張って作った。

気に入ってくれたみたい。

2時間なんてあっという間。
Kを連れて帰ろう。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

なかなかうまくいかないもの [児童養護施設]

今朝、9時ちょうどぐらいに児童養護施設へ電話をした。
ボランティアの申し込み。

施設職員「すみません。今日、明日は、部屋の入れ替えなんです。水曜日は、お別れ遠足なんです。」

あはは、縁がない時は、続くのね。1月は、ドッジボールの試合で、2月は、ハーフマラソン参加で、ボランティアに行けなかったのよね。まあ、子供達が元気ならいいけどね。

早めに連絡いただけたら、調節できるかもしれません、と職員の方に言われたけど、ん〜、早めに言ってもね、wineの予定もあるしな.......たいした用でもないケド............

wine「4月に入ったら、また、連絡しますので、よろしくお願いします。」と言って電話を切った。

ヒマになったwineは、夫のお弁当袋を作る事にした。
すったもんだの2時間、なんとか、できた。紐はのちほど〜
image002.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

S先生との面談 [児童養護施設]

Kのヤケドの事情聴取の後、Kの実母さんのこと、ボランティアのこと、2人目の子供のことを、S先生に相談してみた。

Kの実母さんは、最近は、連絡がとれないそうだ。
昨年のKの誕生日の頃、実母さんは、Kと面会をしているのだが、その時に「引き取る」とはっきりいっているそうだ。
wine「実母さんが、Kと向き合うのであれば、いつでも、私達は、Kから離れていきます。」というと、S先生は、「なかなか、向き合うのは、期待できそうにないですよ...............。ただ、連絡がとれないので、委託にするかどうかの決定もなにもできないんです。」

実母さんの同意が得られない、ということだ。

wine夫婦は、まだ、はっきりとは決めかねていたのだけど...................里子の委託と養子縁組みは、もう関係なく、2人目の子供の委託について、聞いてみた。もし、可能であるなら、wineがボランティアとして交流させていただいている、Yちゃんとの交流を聞いてみた。

wine「Yちゃんと月に1回程度の外出をお願いしたいのですが......。Yちゃんに週末里親さんがついているということは、Yちゃんから聞いてますが、週末里親さんのところへは行ってないとか、聞いてるんですけど?Yちゃんは、初めて会った時から、私の車の鍵をかくしたりだとか、毎日施設へきてくれだとか.........昨年の11月のボランティアの時などは、私が正直に『12月は、来れないよ』というと、子供達は動揺してしまって、私、この部屋に閉じこめられてしまったんです。そして、迎えに来ている主人には、『今日は帰りませんから!』と言いにいったんです......」

vin(wineの夫)「いや〜女の子2人がものすごい勢いでやってきて、『今日は帰りませんから!』てねえ。」

もう、3人で大笑い。

wine「正直に言ったのがいけなかったんですかね?」

S先生「いえ、正直に本当のことを話すことが大事なんです。あやふやに返事をしてしまうと、かえって子供達を傷つけることになるかもしれません。子供達は、閉じこめるほど、wineさんのことが大好きなんですよ。」

wine「あの、Yちゃんは、お父さんとは、うまくいってるんですよね。でも、あまりお父さんのところへは帰ってないようですが、お父さんとお姉ちゃんは大好きなんだって、言ってたんですけど。お父さんはYちゃんが欲しがるものは、何でもすぐに送ってくれる、なんて言ってたんですけど。」

S先生は、とても冷静に、「いえ、そんなことはありません。Yちゃんが、お父さんを拒絶してるんです。お父さんのほうからは、帰ってくるように連絡があるのですが、Yちゃんが断っているんです。」

????????????????????????←wineの頭の中。

S先生「でも、そういう話は、職員にはしません。施設の職員も、Yちゃんの週末里親さんも知ってますから、Yちゃんの事情を。wineさんに話したお父さんのイメージは、恐らくYちゃんが作り上げた理想のお父さんでしょう。施設の職員は、誰も、お父さんのことが大好きとか聞いたことありませんし、実際、何も送ってきたことありません。」

wineは頭の中で一生懸命、S先生のおっしゃってることを受け止めようとしてるのだけど、なかなか、『?』マークが頭の中から消えてくれない。そんなwineのことを想像できるのか、S先生は、すかさず、

S先生「そういう話を聞いてくれる人が必要なんです。施設の職員に話せないようなことを話す相手が必要なんです、子供には。」

なるほど。

この他にも、Yちゃんがwineの夫をとても否定的で、離婚しろと言わんばかりなんだということ、最初から交流が上手くいくとは思っていない、月に1回の交流だったとしても、ウチの子として接するので、冠婚葬祭なども全部連れていく、等々を話した。

S先生「Yちゃんは、男性不信なんです。なので、ご主人のことが嫌いなわけではありません。
...........................Yちゃんが4歳の時から、週末里親さんは、ずっと交流を続けてくださってるんです。」

wine「?Yちゃんからは、週末里親さんのところへも行ってないと聞いてるんですけど?」

S先生は首をかしげながら、「そんなことないんですけどね.......先日も授業参観に来て下さっているんです。」
wineも夫vinもほとんど同時に、「あ、それなら、もう、Yちゃんのことはいいです。」

S先生「まあ、Yちゃんに聞いてみてからでも......」

wine「いえ、Yちゃんの週末里親さんに対して失礼ですから。」

Yちゃんの週末里親さんの立場になって考えてみればわかる。wineだって、Kとの交流を他の週末里親さんにとられたら、嫌だ。

後、Mちゃんのことも聞いてみた。
wine「Mちゃんは、中学入学と同時に、おうちに帰れるんですよね?Mちゃんが教えてくれたんですけど。」

少し悲しそうに、S先生は、「いえ、そんなことはありません。あの子は、ここ(施設)から中学へ通います。恐らく、それも、Mちゃんのイメージです。子供達は色んなことをイメージして、現実と錯覚してしまうことがあります。」

そういえば、wineも子供の頃、漫画の世界に浸っていたことがあるなあ。今でもあるかも。仮想世界かな。

wineは、今後のボランティアの進め方も考えているので、これからのことも聞いてみた。
あまり先のことばかり話しても、子供達の事情と合わないかもしれないし。

S先生「そーですね、春休みまでの予定なら、子供達と話しても良いかと思います。」

聞いてみたものの、wineもいつまでボランティアを続けられるかわからないしなあ...........。

色々悩むところ。
wine夫婦も歳をとるばかり。Kとの年齢差がぎりぎりなんじゃないかと思っている。
S先生は、そんなことありませんよ。などと気遣ってくださるけれど..........。

週末里親として、2人目の委託は、原則、無いそうだ。子供1組にたいして、週末里親1組。一対一の関係。
仮に、里子等の委託があった場合、Kとの交流は、調節が必要になるかもしれないということ。う〜ん........

S先生とは、まだまだお話をしたかったけれど、時刻は、夕刻。17時頃。

長々とお話してしまって、すいません。有難うございました。今後もよろしくお願いします、とお別れの挨拶をして、施設を後にした。

共通テーマ:日記・雑感

Yちゃんのお誕生日 [児童養護施設]

12月5日は、Yちゃんの11回目のお誕生日。

プレゼントを贈る事はできないので、カードを贈る。
先日、デパートに行った時、夫が、「12月、誕生日のコ、いたでしょ。カード、贈るんでしょ?」と言って、wineはカード売り場へ連れて行かれた。

趣味も、センスも、その他も、夫とは、全く不一致のwineなんだけど、一致したカードがあった。

10ページほどのカード。
image002.jpg

まだ、ページはあるけれど、とばして、

image004.jpg

image006.jpg

Yちゃん、気に入ってくれるかなあ。

Kを迎えに行った時、受付の方に渡してもらうように頼んだのだけど、
受付「小学生担当の先生に聞いてみますね。」と言われた。
渡しても良いかどうか、先生の了解がいるようだ。電話連絡しとけばよかったな。

Yちゃんの話では、お誕生日には、毎年メロディ付きのクリスマスカードが届くとか?
なので、wineはあえてお誕生日オンリーのカードにこだわった。
wineの誕生日も12月なんだけど、なにかと一緒にされた。誕生日もクリスマスもお正月(!?)も一緒だった時があった。別にいいけど。なんだかねっ。


Yちゃん、お誕生日おめでとう[揺れるハート]

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

2,3日たって考えてみると.......... [児童養護施設]

子供達の独占欲は、wineの想像をはるかに超えた物だった。

先日のボランティアで、子供達に部屋から出してもらえず(数分ほど)、大袈裟かもしれないけれど、wineは恐怖だった................(wineは、子供の頃、トイレのドアが開かなくなり、閉じこめられ、そのことがトラウマになっている。←オトナ達は笑うけど。)

2,3日たって、子供達がこういう行動に出た理由を考えると......................やりきれない。悲しくなる。

次回から、帰る時刻には、小学生担当の先生に、部屋まで子供達を迎えに来てもらおう。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

編み物(ボランティア)3 [児童養護施設]

施設の玄関先で、受付の方が、放送を流してくれる。
受付「K君、帰って来ました。」
全館内放送。

wineは、まだ、幼児担当の保育士さんとお話をしていたのだけど、元気いっぱいの小学生の女の子3人がやってきた。Kが奥の部屋へひっこむまで待っていて欲しかったのが、wineの本音。一応、小学生担当の先生が、早く部屋へはいりなさい、みたいなことをいうのだけど、女の子達は、聞いてない。

早々に、Kを連れて、保育士さんは、行ってしまった。

小学生担当の先生「子供達、楽しみにしてたんですよ。」

女の子達は、バイバイを言いながら、wineに近づき、wineの荷物を持つ.....。
Kが角を曲がった所で、wineはようやく靴を脱ぎ上がった。

Mちゃんは、赤いマフラーの糸の始末。糸の結び方を教えてるのだけど、なかなか覚えてくれない。

wine「この結び方はね、着物の帯締めと帯揚げと同じだから覚えておくんだよ。」と言ってみるけれど、着物なんて、普段日常では、着ないわね。

Yちゃんは、白いストール。幅が広いから、あまり進んでいるように見えないけれど、もう少しで1玉が終わりそう。でも、今日は少し、編図を読めるように説明するつもり。細編みばかりでリボンのヘアアクセサリーを編んでもらう。なんとなくだけど、わかるみたい。残念ながら、完成しなかった。

wineが用意していった糸では、編みにくかったし、MAちゃんに時間がかかったのだ。

にっこにこしているMAちゃん。何か、様子がおかしい。編んでいるものをみると、それなりに編めている。ん?糸がもつれてる?紙バックの中で、糸がぐちゃぐちゃになっている!!みかねた、Yちゃんが、糸をまいてあげるのだけど、どうしても、もつれている所が、ほぐれない。Yちゃんも、あきらめる。

MA「もう、無理よ。できないよ。ほぐれないよ。」
wineがもつれたところをほぐしながら、糸をまいた。

M「糸、まくの、早っ」
糸まきなんて、ちんたらやってられないもん。そんなこんなをやっていたら、久しぶりにS先生がお部屋へやってこられました。

S先生は、褒め上手。「あらっ、マフラー(Mちゃんの)、上手ねえ。Yちゃんは、何?」
子供達は少々テレ気味。

wine「Mちゃんは、エコたわしに挑戦してます。そちらのお嬢さん(MAちゃん)は、糸がもつれちゃって...Yちゃんは、ヘアアクセサリーを作ってもらってるんですよ。」

などなど談笑していたら、さすが、S先生は忙しそう。ケースワーカーさんが来られたようで、部屋を出ていってしまった。

MAちゃんの糸は、元通りになった。

女の子達のおしゃべりは続く............

Y「よかったね、M。7号のかぎ針は、Mで最後だったんだよ。」
M「そうなの?」
Y「うん。8号は少し太いよね」
M「うん。」

そう、7号針は、もう無い。後、8号針と、2号、3号、4号しかない。
MAちゃんには、8号針を使ってもらってる。

MA「ね、次はいつ来るの?」
wine「12月はね、来れそうにないの。」
Y&M「えー!!」大ブーイング。子供に気をもたすようなことはしたくなかった。
MA「お正月?」
wine「ん〜、なるべく、早めに来れるようにするね。」
MA「Kは?Kは帰るの?」
wine「帰るよ。」
M「じゃあ、お昼ご飯食べていって。今日は、ビビンバなんだよ。」
wine「いや、家に帰るよ。」
Y「もうっ。旦那さんなんて、ほっとけばいいじゃないの。あの旦那は、wineさんには、合わないよ。だから、とっていかないでって、旦那に言っといて。Yが言ってたって、言っといて。」

おいおい。

M「ね、子供は?」
wine「いないよ。」
M「ふ〜ん。じゃあ、子供のいない人が淋しいから、週末ファミリーするの?」

いや、別に淋しいから週末ファミリーしてるんじゃない。
私は、特別養子縁組希望なんだよ。←ま、何の期待もしてないけどね。

MA「いや、Yちゃんのファミリーさん、子供いるよね。」
Y「うん、確か、3人ぐらい。かなり大きい子がいるんだよ。」
以前のYちゃんの話では、Yちゃんは、今年は、ファミリーさんの所へは行ってないらしい。
色々事情があるわよね。

この他にも色々あったのだけど、帰る時刻になると、一番大変だった。
部屋は内側からも鍵がかけられる部屋。閉じこめられたのだ!!

泊まっていって、と本気の様子。

ドアは窓ガラスになっていて、向かい側の事務所が見えて、1人だけ受付の方も見えるのだけど、全然こちらを見てくれない。気が付いてくれない。

wine、イライラ。

M「Mは、中学生になったら、いないんだよ。」
ん?保護者の元へ帰れるのかな。
wine「1月、2月、3月はまだ小学生でしょ。また、来るから。」

ドアを開けてちょうだい。小学生担当の先生、誰か来てくれないかしら。
10分経過。
思わず、wine「もうっ、来ないよ。」

YとMAが外へ行き、迎えに来てくれている旦那に、「今日は泊まるから」と伝えに行ってしまった。
旦那はそんなもん信用するわけない。

なんとか、部屋から出る事ができた。でも、あれだけ、騒いでいるのに、事務所にいる先生、気が付いてくれない。どちらかと言うと、知らんぷりされたような気がする。wineが事務所のドアをノックしてもこちらをみないし、ドアを開けて、「帰りますから」と声をかけても、座ったままの挨拶だったな。別にいいけどね。子供達がお茶を入れてちょうだいと、言いに行ったのが気に入らなかったのかしら?wineは子供達にそんなこと頼んでないのだけど。

最後の最後で、どっと疲れてしまった。
ただ、今年最後のボランティアだったから、もっと、にこやかに、和やかにお別れがしたかったのだけど......。ちょっぴり残念。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

編み物(ボランティア)2 [児童養護施設]

Kの後ろ姿を見送り、すぐに、女の子達が待っている、部屋へ入った。

今日は3人。Yちゃん、Mちゃん、MAちゃん。

MAちゃんは、他の2人に教えてもらって、少しは、できる様子。
Yちゃん、Mちゃんに、「教えたから、できるでしょ」と何度も言われていた。
実際は.......ちょっぴり違うことをしていたけれど、細編も、長編もなんとかできるようになった。

いつもニコニコしているMAちゃん。ぼーっとしてる感じに見える子なんだけど、核心をついて、物を言ってくる。

MA「糸とか、かぎ針とか、買って来たの?」
Yちゃん、Mちゃんは、聞いて来た事がない。
wine「wineのお母さんがね、昔、お店をやっていて、その時の在庫だよ。子供達がね、ちゃんと作るのだったら、持っていっても良いって。」
Yちゃん、Mちゃん「わかってるよ。ちゃんと使うよ。大人になっても、使うよ。」
MA「まだ、たくさんあるの?」
wine「うーん、あるものもあるけど、無い物は無いよ。」

それから、MAちゃんは、Kの事も聞いて来た。
MA「wineさん、Kのお母さんに会った事ある?」
wine「ないよ。」
MA「.................Kのお母さん、見た事ないんだよ。ほとんど来た事がないんだよ。」
もう、wineはびっくり。子供って、ちゃんと観察してるのね。
M「お母さんじゃないの?」
Mちゃんは、wineがKの実母さんだと思ってる...ahaha............

爆笑だったのは、wineの年齢。この質問は、MちゃんとYちゃんから。
M「wineさんの年齢は、31歳でしょ?Mのお母さんより若いよ。」
Y「違うよ。wineさんは、33歳だよ。」
どちらも違います。若く見てくれて有難う。
Y「で、ホントは何歳なの?」
言えるわけない。33歳で良いのよ。

話をしながらも、3人とも一生懸命編んだ。
wineは少しヒマになった。wineも何か編もうかな、久しぶりに。

Mちゃんは、マフラーを編み上げてしまった。Yちゃんのストールは、なかなか進まない。少し手伝わなくちゃいけないかもしれない。

M「ね、次はいつくるの?明日?毎日でも良いんだよ。泊まっていって。」
wine「泊まれる部屋ないでしょう。」
Y「Yの部屋に泊まれば良いよ。」
子供達、本気で言ってる。
Y「お昼ご飯は?食べるでしょう?今日は、お好み焼き。」
wine「午前中で帰るよ。」
M「何食べるの?」
wine「うーん、まだ決まって無い。」
ものすごく驚いた顔で、Mちゃん、「決まって無いの?」
施設では、食事のメニューは、1ヶ月分、すでに決まっている。

wine「昨日のクリームシチューが残ってるから、それを食べる予定。」
M「残り物食べるの?」
施設では、作ってから2時間以内に食べなくてはいけないから、残り物なんて無い。

ふと、これからの季節、おでんが気になる。
wine「おでんは?おでんは、食べてるの?おでんは、前の日に作っておくと味がよくしみて美味しいのだけど。」
Y「おでん、美味しいけど、お肉が固くて.......」
M「うん、おばあちゃんも言ってた、前の日に作っておくと美味しいって。」
おでんも作って2時間以内みたい。

そんなこんなで、あっという間の、1時間半。
小学生担当の先生が部屋へやってきて、その後、通りすがり(!?)の園長先生も部屋へやってきて、編み物の出来具合を見ていかれた。

来週もボランティアに来ると伝えると、大喜びの子供達。でも、別れ際、Yちゃんは、こちらを見ない。照れくさいのか、さみしさを我慢してるのか。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

編み物(ボランティア)1 [児童養護施設]

Kと別れた後、すぐに小学生を呼び出してもらった。

今日から、新しく2人の女の子がやってくる。楽しみ〜

部屋で待っていると、???いつものYちゃん、Mちゃんしかこない。

wine「ん〜、後2人は?」

初めて見る先生がやってきたので、聞いてみると、すぐに連れて来ます、とのことだった。

Yちゃんは、エコたわしを作っていたようだ。
Mちゃんは、赤い糸で丁寧にマフラーを編んでいた。長編と玉編で、きちんと模様ができて、まっすぐ編めている。

Yちゃんには、白い糸を用意してきた。鎖ばかりで、ストールに挑戦。
wine「Yちゃん、糸を持ってきたけど、間違ったら、そこまで、ほどいて編みなおすんだよ。売っているものより、綺麗に編むんだよ。」というとYちゃんは、まん丸い目を、本当にまん丸くして、何かを決意したようだ。

新しい2人がやってきた。MYちゃん(小6)、MAちゃん(小5)。
MYちゃんは、昨年の里親研修の時、一緒に川原まで散歩へ行った子。A先生が、自分の子供のように、自慢していた子だ。MYちゃんは、お勉強はもちろん、スポーツ、お習字、何をしても完璧なんだそう。wineがついていけないかも......

MAちゃんは、初めて顔を会わす子だなあ。ニコニコして可愛い。今日がお誕生日なんだとか。おめでとう!!

新しい2人には、フエルトでバックを作ってもらう。キットになってるし、説明書もあるので、wineは、教えない。

wine「自分でするんだよ。Mちゃん、手伝っちゃだめよ。」

Mちゃんは、妹も弟もいるから、面倒見が良いのよね。
MAちゃんがちょっと手間取っている。

MYちゃんは、材料をとりだし、説明書をよく読み、机の上もきちんと整頓しながら、慎重に作っていた。

女の子4人も集まれば、賑やか。ウルサイ。でも、すぐに静まり返ってしまった。
それぞれが集中してしまった。

wineは、Mちゃんの変わり糸(でこぼこで編みにくい糸)を棒針で編んだ。
Mちゃんのお人形の座布団orマフラーになるそうだ。

MYちゃんのフエルトバッグは、お手本のように綺麗にできた。完璧。

MAちゃんは、縫い合わせるところがわからないらしく、Mちゃんに手伝ってもらったのだけど、なんだか、違うらしい。先に出来上がったMYちゃんが、納得いかないらしくて、MAちゃんのをほどき、縫い合わせてあげていた。MYちゃんは、「ゆるゆるじゃないの。」と言いながら、とても丁寧に、きちんと仕上げていた。う〜ん、この子、本当にすごい。

今後のことがあるので、新しい2人に向かって、
wine「2人とも、編み物する?」と聞いてみた。返事がいまいち、はっきりしない。代わりに、YちゃんとMちゃんが、答えてくれる。
Mちゃん「一緒にしようよ。」
Yちゃん「鎖も、細編みも、教えてあげたでしょ。できるよ!!」
MYちゃんもMAちゃんも、編み物をやってみたいようだ。

wine「私は厳しいからね。途中で投げ出すのなら、最初から、教えません。『できん』なんて言っちゃダメよ。私が厳しいのは、YちゃんとMちゃんから、聞いてね。」

というと、Yちゃんが、「でも、wineさんは、面白い時もあるからね。」なんて、フォローしてくれる。だけど、私、何を面白い事いったんだろう??

wineが帰る時、玄関先で、みんなで見送ってくれた。照れているのか、ちゃんと挨拶ができない。目を合わすのも、恥ずかしいらしい。施設の先生は、『挨拶』をさせるのに、一苦労。4人ともお口は達者なのにね〜。こういうとこ、やっぱり、お子ちゃまだわ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感
前の10件 | - 児童養護施設 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。