誕生日 [養育里親中<5歳>]
もう少しでKの6歳の誕生日。
午前中、スーパーへ行ってから、スポーツ用品店へいき、テニスラケット、ソフトテニストレーナー(ボールにゴム紐がついてあるぶん)を購入した。
ラケットは、Kのだけ購入すれば良いと思っていたのだけど、
K「え〜 おとうたんも、おとうたんもこれ(ラケット)かって。いっしょにしよう?」
お父さん「わかった、買うよ。いっしょにしよう。」
硬式テニスラケットは家にあるからそれを使えば良いと思ったけれど、違うらしい。
Kが買ったのは、軟式用。一番安いもの。
昼食を早めに食べて、森林公園へ向った。
芝生広場では、うまくボールが跳ねなかった。
それでも、Kは、お父さんが遊んでくれたと喜んでいた。
30分ほどして、遊具のほうへ遊びに行った。
昨日もwineと遊びにきていた森林公園。だいぶん慣れてきたのか、Kは、どんどん1人で行ってしまった。
遊具も一通り遊ぶと、次は探検。池の方へ歩きながら、
K「おとうたんは、そっち歩いて。Kは、こっち歩くから。ほら、ほらね、つながっているでしょ(道のこと)」
Kは、お父さんを案内しているつもりだった。
途中、石ころを池に向って投げて遊んだ。
2、3歳の頃、物をポイポイと放り投げてばかりだったK。石を池に向って投げるのは、楽しかったらしい。20分ぐらいはしたかな。
その後、また、遊具のところへ戻り、一通り遊んで、ケーキ屋さんに寄って家へ帰った。
晩ご飯は、手巻き寿司をしたのだけど、ケーキを食べていたし、疲れていたのか、そんなに食べなかったK。
お風呂をでてからは、「Kはもうねんねする」と言って眠ってしまった。
午前中、スーパーへ行ってから、スポーツ用品店へいき、テニスラケット、ソフトテニストレーナー(ボールにゴム紐がついてあるぶん)を購入した。
ラケットは、Kのだけ購入すれば良いと思っていたのだけど、
K「え〜 おとうたんも、おとうたんもこれ(ラケット)かって。いっしょにしよう?」
お父さん「わかった、買うよ。いっしょにしよう。」
硬式テニスラケットは家にあるからそれを使えば良いと思ったけれど、違うらしい。
Kが買ったのは、軟式用。一番安いもの。
昼食を早めに食べて、森林公園へ向った。
芝生広場では、うまくボールが跳ねなかった。
それでも、Kは、お父さんが遊んでくれたと喜んでいた。
30分ほどして、遊具のほうへ遊びに行った。
昨日もwineと遊びにきていた森林公園。だいぶん慣れてきたのか、Kは、どんどん1人で行ってしまった。
遊具も一通り遊ぶと、次は探検。池の方へ歩きながら、
K「おとうたんは、そっち歩いて。Kは、こっち歩くから。ほら、ほらね、つながっているでしょ(道のこと)」
Kは、お父さんを案内しているつもりだった。
途中、石ころを池に向って投げて遊んだ。
2、3歳の頃、物をポイポイと放り投げてばかりだったK。石を池に向って投げるのは、楽しかったらしい。20分ぐらいはしたかな。
その後、また、遊具のところへ戻り、一通り遊んで、ケーキ屋さんに寄って家へ帰った。
晩ご飯は、手巻き寿司をしたのだけど、ケーキを食べていたし、疲れていたのか、そんなに食べなかったK。
お風呂をでてからは、「Kはもうねんねする」と言って眠ってしまった。
面接 [養育里親中<5歳>]
月に1度の児相との面接の日。
Kは、児童心理士さんとプレイルームへ行く。
wineは、ケースワーカーさんと面接。
今日は、自立支援に向けてアンケートのようなものをした。
ケースワーカー「生活面、精神面、発育等で何か困っていることはありませんんか?
今後はどうされたいですか?」
どうしたいかって、
wine「特別養子縁組がしたいですね〜。」
Kの事で今すぐ困っていることは、健康面かな。エアコンの冷気、朝昼晩の寒暖差による鼻水と咳。
特別養子縁組について、ケースワーカーさんは少し返事に困っていたようだったから、wineは、勝手にしゃべらせてもらった。
Kは、「ず〜っとおうちにいるからね。おおきくなってもおうちにいるからね。ままといっしょだからね。」と言っていることを伝えた。
wine「あの子は、大きくなってもずっと家にいると言っています。私もずっと一緒にいようね、と言ってます。実母さんが引き取ると言ってますが、どうするつもりですか?生活は改善されているんですか?」
『どうするつもり?』には、返答はなく、『生活改善』については、少しは前へ向いているようだった。
その後の会話は、遊びにいった場所のことだとか、幼稚園の事、体操教室、英会話の事などを話して終了。
Kの待っている部屋へ行くと、Kは、TVのリモコンを操り、音をどんどん大きくさせていた。
wine「Kちゃん、帰るよ!」と声をかけると、リモコンを心理士さんに渡して、
K「これ、ちいさくしといて、けしといて」などと言って、すぐにwineの側にきて、手をつなぎ部屋をでてしまった。
今までだと、wineが呼んでもなかなかこなかった。
今日は、ごく自然に手をつなぎ、車まで歩いた。
色々あるけれど、ひとつ乗り越えたような気がした。
Kは、児童心理士さんとプレイルームへ行く。
wineは、ケースワーカーさんと面接。
今日は、自立支援に向けてアンケートのようなものをした。
ケースワーカー「生活面、精神面、発育等で何か困っていることはありませんんか?
今後はどうされたいですか?」
どうしたいかって、
wine「特別養子縁組がしたいですね〜。」
Kの事で今すぐ困っていることは、健康面かな。エアコンの冷気、朝昼晩の寒暖差による鼻水と咳。
特別養子縁組について、ケースワーカーさんは少し返事に困っていたようだったから、wineは、勝手にしゃべらせてもらった。
Kは、「ず〜っとおうちにいるからね。おおきくなってもおうちにいるからね。ままといっしょだからね。」と言っていることを伝えた。
wine「あの子は、大きくなってもずっと家にいると言っています。私もずっと一緒にいようね、と言ってます。実母さんが引き取ると言ってますが、どうするつもりですか?生活は改善されているんですか?」
『どうするつもり?』には、返答はなく、『生活改善』については、少しは前へ向いているようだった。
その後の会話は、遊びにいった場所のことだとか、幼稚園の事、体操教室、英会話の事などを話して終了。
Kの待っている部屋へ行くと、Kは、TVのリモコンを操り、音をどんどん大きくさせていた。
wine「Kちゃん、帰るよ!」と声をかけると、リモコンを心理士さんに渡して、
K「これ、ちいさくしといて、けしといて」などと言って、すぐにwineの側にきて、手をつなぎ部屋をでてしまった。
今までだと、wineが呼んでもなかなかこなかった。
今日は、ごく自然に手をつなぎ、車まで歩いた。
色々あるけれど、ひとつ乗り越えたような気がした。
公園 [養育里親中<5歳>]
午後から公園へいってきた。
遠足で行った事のあるところ。
たぶん、小学校に入ってからも遠足で行くような公園。
公園というより、観賞する庭園。
Kに公園の地図を持たすと、地図を見て、あそこへいきたい、というけれど、地図の見方がわからない。
でも、どんどん歩き、同じ所をグルグル回ったり、登ったり下りたり、ゴロゴロ石の道は歩きにくいけれど、小走りで行くK。迷路のようで楽しいらしい。
K「まま、ここはあるきにくいからね、きをつけてね。」
しばらくすると、
K「まま、きをつけてね、はっぱがおちてくるかもしれないからね。」
どう気をつけましょう?
鯉が泳いでいるのをみて、
K「おおきなきんぎょがいるよ!」
ツアー客のおばさん「ふふ。鯉よ。落ちないでね〜」
船遊びをしているおばさま達にも「こんにちは〜」とお愛想をふりまくK。
おばさま達も笑顔で答えて下さった。
鯉の餌を購入して初めての餌やり。
池の中に落っこちるかと思うほど、身をのりだすK。
今日一番楽しかったのは、鯉の餌やりだそうだ。
2時間ほど公園を探索して、電車に乗って帰った。
遠足で行った事のあるところ。
たぶん、小学校に入ってからも遠足で行くような公園。
公園というより、観賞する庭園。
Kに公園の地図を持たすと、地図を見て、あそこへいきたい、というけれど、地図の見方がわからない。
でも、どんどん歩き、同じ所をグルグル回ったり、登ったり下りたり、ゴロゴロ石の道は歩きにくいけれど、小走りで行くK。迷路のようで楽しいらしい。
K「まま、ここはあるきにくいからね、きをつけてね。」
しばらくすると、
K「まま、きをつけてね、はっぱがおちてくるかもしれないからね。」
どう気をつけましょう?
鯉が泳いでいるのをみて、
K「おおきなきんぎょがいるよ!」
ツアー客のおばさん「ふふ。鯉よ。落ちないでね〜」
船遊びをしているおばさま達にも「こんにちは〜」とお愛想をふりまくK。
おばさま達も笑顔で答えて下さった。
鯉の餌を購入して初めての餌やり。
池の中に落っこちるかと思うほど、身をのりだすK。
今日一番楽しかったのは、鯉の餌やりだそうだ。
2時間ほど公園を探索して、電車に乗って帰った。
思うようにはいかないもの [養育里親中<5歳>]
外で遊ぶことを中心にしようと思っていたけれど…。
おやつtimeの会話
wine「おやつ食べて終わったら、お外で遊んでおいで。」
K「うん。」
食べ終わる。
K「きょうはね、ひらがなのどりるする。」
wine「いや、外で遊んでおいでよ。泥んこ遊びするでしょ?」
K「ううん。じゃあ、ばあたんのへやであそんどく。」
次の日。
おやつを食べながら、
K「Kはね、どりるもしたいの。」
wine「あ、そうなの。でも、小学生になったらね、学校の先生が教えてくれるからね、今は、遊んでいてもいいのよ。」
K「ふ〜ん。」
K「わかった。でも、Kは、6歳になったら、かず(数字)のどりる、したい。だってね、とけいをよめるようになりたいから!」
子育て、親の思うようにはいかないものね。
Kは、英会話も楽しんでいるようだ。
これが続いてくれるといいけど、たぶん、思うようにはいかないのだろうなあ。
おやつtimeの会話
wine「おやつ食べて終わったら、お外で遊んでおいで。」
K「うん。」
食べ終わる。
K「きょうはね、ひらがなのどりるする。」
wine「いや、外で遊んでおいでよ。泥んこ遊びするでしょ?」
K「ううん。じゃあ、ばあたんのへやであそんどく。」
次の日。
おやつを食べながら、
K「Kはね、どりるもしたいの。」
wine「あ、そうなの。でも、小学生になったらね、学校の先生が教えてくれるからね、今は、遊んでいてもいいのよ。」
K「ふ〜ん。」
K「わかった。でも、Kは、6歳になったら、かず(数字)のどりる、したい。だってね、とけいをよめるようになりたいから!」
子育て、親の思うようにはいかないものね。
Kは、英会話も楽しんでいるようだ。
これが続いてくれるといいけど、たぶん、思うようにはいかないのだろうなあ。
母の日 [養育里親中<5歳>]
Kが幼稚園で作ってきてくれた母の日のプレゼント
小物入れ
もちろんwineの似顔絵も書いてくれた。
ちゃんと目と口が書いてあった。
耳と鼻がなかった。髪の毛の長さは正解の長さだった。
小物入れ
もちろんwineの似顔絵も書いてくれた。
ちゃんと目と口が書いてあった。
耳と鼻がなかった。髪の毛の長さは正解の長さだった。
外 [養育里親中<5歳>]
幼児教育について、少し調べてみた。
2、3歳の頃から、読み書き、数、ピアノ、英語、ほかにもたくさん習い事をする。
たくさん習い事をして『良かった』、と思える人と、『したくなかった』、『たいして役に立たなかった』と思う人に別れるかなあと思った。
Kは、どうなんだろう。体操教室と英会話に通っているけれど…
今のところ、両方とも楽しんでいるようだけど。
どこのサイトか忘れたし、どこの国のことを書いていたのか忘れたけど、
その国では、小学校に入るまでは、しっかり遊ばせるそうだ。
幼児期にしっかり遊んだコは、小学校に入ってから、そんなに遊ぼうとしないそうだ。
Kがなかなか数字を覚えなくて、大丈夫かなこのコ、なんて心配したこともあったけれど、Kは、まだ幼稚園児。遊ぶのでいいのかもしれない。
体操教室と英会話は続けるけれど、それ以外は、できるだけKの遊びにつき合おう。
ということで、さっそく森林公園へ、行ってきた。
アスレチックフィールドがあるところなんだけど、広すぎてどこにあるのかわからなかった。
なので、遊具がちょっとだけあるところで遊んだ。
2歳ぐらいの頃に来た事のある公園だけど、Kは、覚えてなくて、車から降りたとたん、もう、あちこちへと向って走り出していた。
やっぱり、Kには外が似合うわね。
午前中、2時間ほど遊んで、家に帰り、昼ご飯後は、玩具を広げているKに向って、「K、お庭で遊ぶ?どろんこ遊び、するでしょう?」と声をかけると、大急ぎで玩具を片付け、帽子をかぶり、庭へ行ってしまった。
家の近所に同じ年頃の子供が見当たらないのが残念。
2、3歳の頃から、読み書き、数、ピアノ、英語、ほかにもたくさん習い事をする。
たくさん習い事をして『良かった』、と思える人と、『したくなかった』、『たいして役に立たなかった』と思う人に別れるかなあと思った。
Kは、どうなんだろう。体操教室と英会話に通っているけれど…
今のところ、両方とも楽しんでいるようだけど。
どこのサイトか忘れたし、どこの国のことを書いていたのか忘れたけど、
その国では、小学校に入るまでは、しっかり遊ばせるそうだ。
幼児期にしっかり遊んだコは、小学校に入ってから、そんなに遊ぼうとしないそうだ。
Kがなかなか数字を覚えなくて、大丈夫かなこのコ、なんて心配したこともあったけれど、Kは、まだ幼稚園児。遊ぶのでいいのかもしれない。
体操教室と英会話は続けるけれど、それ以外は、できるだけKの遊びにつき合おう。
ということで、さっそく森林公園へ、行ってきた。
アスレチックフィールドがあるところなんだけど、広すぎてどこにあるのかわからなかった。
なので、遊具がちょっとだけあるところで遊んだ。
2歳ぐらいの頃に来た事のある公園だけど、Kは、覚えてなくて、車から降りたとたん、もう、あちこちへと向って走り出していた。
やっぱり、Kには外が似合うわね。
午前中、2時間ほど遊んで、家に帰り、昼ご飯後は、玩具を広げているKに向って、「K、お庭で遊ぶ?どろんこ遊び、するでしょう?」と声をかけると、大急ぎで玩具を片付け、帽子をかぶり、庭へ行ってしまった。
家の近所に同じ年頃の子供が見当たらないのが残念。
イベント、お手伝い [養育里親中<5歳>]
幼稚園で、柏餅作りのイベントがあり、wineは、お手伝いにいってきた。
園に到着すると、既に先生達は準備に追われていた。
wineは、子供達がお餅を丸めるのを手伝うのだけど、器用なコのほうが多かった。
この日一番びっくりしたのは、N先生が、園児ひとりひとりが丸めたお餅を全部どれがどの子のなのか覚えていたこと。園児30人ぐらい。
丸めたお餅を、席順に大きな鍋にいれて、蒸すのだけど、蒸し上がって少し膨らんだお餅をみてもN先生は、わかる。始まりになるお餅に印をいれてはいたけれど、wineには、お餅は全部同じに見えた。
お手伝いに行ったクラスは、Kのクラスではない。他のクラス。
確か、こちらの先生は、Kが「N先生のクラスになりたい。」と、クラス替えの頃言っていたことがある。
なんだか、KがN先生のクラスになりたい、と言っていたのがわかった気がした。
お部屋を出る際、子供達が元気に「ありがとうございました」と言ってくれたのが本当に嬉しかった。
こちらこそ、有難うございます、だわ。
で、これで終わらなくて、ご近所さんにもお配りするらしくて、wineも丸めた。
100個は作ったかな?
気がつくと、12時近く。
wineもお餅3個をお土産で頂いた。
Kのクラスの前にちょうど、Kと副担任の先生がいらしたので、
wine「あの、今日、延長保育を申し込んでます。よろしくお願いします。」と伝えた。
帰ろうとするwineにと〜っても可愛い女の子が、「Kくんのおかあさん、ばいば〜い」と言ってくれた。
他の男の子は、「Kくんはね、わるいことば〜っかりしてるよ〜」と教えてくれた。ハイハイ、よろしくね。
ふとKに目をやると、Kは、相変わらず、柱をよじ登っていた。
お手伝いに行ったクラスに、Kとよく似た行動をする男の子がいた。
お皿をいじって、お友達のお皿にもちょっかいをだしはじめたので、wineは、「お皿がおちたらいけないから、もっとこうね。」とその男の子の隣に座った。wineの行動が良いか悪いかわからないけれど、その男の子はすぐに落ち着いた。やんちゃそうなコなんだけど、同じ目線になって、話すととてもいいコだと思った。これが、Kだととっくに叱っていたと思う。ふと、私落ち着いて対応できたじゃないか、と思った瞬間だった。
園に到着すると、既に先生達は準備に追われていた。
wineは、子供達がお餅を丸めるのを手伝うのだけど、器用なコのほうが多かった。
この日一番びっくりしたのは、N先生が、園児ひとりひとりが丸めたお餅を全部どれがどの子のなのか覚えていたこと。園児30人ぐらい。
丸めたお餅を、席順に大きな鍋にいれて、蒸すのだけど、蒸し上がって少し膨らんだお餅をみてもN先生は、わかる。始まりになるお餅に印をいれてはいたけれど、wineには、お餅は全部同じに見えた。
お手伝いに行ったクラスは、Kのクラスではない。他のクラス。
確か、こちらの先生は、Kが「N先生のクラスになりたい。」と、クラス替えの頃言っていたことがある。
なんだか、KがN先生のクラスになりたい、と言っていたのがわかった気がした。
お部屋を出る際、子供達が元気に「ありがとうございました」と言ってくれたのが本当に嬉しかった。
こちらこそ、有難うございます、だわ。
で、これで終わらなくて、ご近所さんにもお配りするらしくて、wineも丸めた。
100個は作ったかな?
気がつくと、12時近く。
wineもお餅3個をお土産で頂いた。
Kのクラスの前にちょうど、Kと副担任の先生がいらしたので、
wine「あの、今日、延長保育を申し込んでます。よろしくお願いします。」と伝えた。
帰ろうとするwineにと〜っても可愛い女の子が、「Kくんのおかあさん、ばいば〜い」と言ってくれた。
他の男の子は、「Kくんはね、わるいことば〜っかりしてるよ〜」と教えてくれた。ハイハイ、よろしくね。
ふとKに目をやると、Kは、相変わらず、柱をよじ登っていた。
お手伝いに行ったクラスに、Kとよく似た行動をする男の子がいた。
お皿をいじって、お友達のお皿にもちょっかいをだしはじめたので、wineは、「お皿がおちたらいけないから、もっとこうね。」とその男の子の隣に座った。wineの行動が良いか悪いかわからないけれど、その男の子はすぐに落ち着いた。やんちゃそうなコなんだけど、同じ目線になって、話すととてもいいコだと思った。これが、Kだととっくに叱っていたと思う。ふと、私落ち着いて対応できたじゃないか、と思った瞬間だった。
カレンダーの裏 [養育里親中<5歳>]
終わってしまった月のカレンダーの裏は、Kの画用紙になる。
4月のままにしていたカレンダー。Kは気になって仕方がない。
wineは、「また後でしとくからおいといて」と言っていたけれど、待てないK。
洗濯物を干しているwineのところにやってきて、
K「ママ、カレンダーが落ちたよ。これ(画鋲)も危ないからひろっといたよ。」
wine「ふ〜ん。そうなの。」
たぶん、Kの小さな嘘。
たぶん、Kが5月にしようとしてカレンダーを落としたのだと思う。
これも成長過程のひとつかな。
4月のままにしていたカレンダー。Kは気になって仕方がない。
wineは、「また後でしとくからおいといて」と言っていたけれど、待てないK。
洗濯物を干しているwineのところにやってきて、
K「ママ、カレンダーが落ちたよ。これ(画鋲)も危ないからひろっといたよ。」
wine「ふ〜ん。そうなの。」
たぶん、Kの小さな嘘。
たぶん、Kが5月にしようとしてカレンダーを落としたのだと思う。
これも成長過程のひとつかな。
天国への準備 2 [養育里親中<5歳>]
お葬式当日の朝。
Kは、ソワソワ落ち着かない。家を出発するのは、11時の予定。
式場に着いても、ソワソワ……
桃子(妹)に、桃太郎(4歳)も来てるし、弟も来てるし、もう1人のばあたんも来てるし、いつしか遊んでくれたオバさんも来てるし、落ち着かない。式が始まったらどうなることやらとおもっていたけれど、そんなに心配なかった。
すぐ後ろの席に桃太郎が座っていたのだけど、桃太郎がお母さんにべったり甘えている姿をみて、Kもwineにべったり甘えてきた。
ただ、wineはこの日は、朝から体調不良。式の最中も一度だけ、外に出てしまった。
Kがもたれてくると、ちとしんどい。
お焼香の時は、wineのマネをして小さな手を合わせたり、一緒にお辞儀をした。
お数珠は、wineが子供の時使っていた朱赤のものをKにもたせた。
ばあたんに、「男の子に朱だなんて…」と言われたけれど、そのお数珠は、wineが養女としてこのウチに来る時に産んでくれた母が持たせてくれたもの。小さいうちだけだし、Kに持たせたい。
出棺の時、「ちょっとずつ天国に行くんだよ。今から車(霊柩車)に乗るからね。」
Kは目をまん丸くして、「車に乗って天国へいくの?」
wine「ん〜とまだだよ。一緒に行くからね。」
火葬場に到着し、お顔を見れるのは、本当に最後。最期。
wine「K、オジさんには、もう会えないからね。最後だからね。」
Kは、いきなりわあ〜っと泣き出した。
K「オジさんとおわかれしたくない。K、かなしい〜!!」
Kの顔を見ると本気。わかっているのだろうか?
Kと亡くなった叔父とは、5回ぐらいの面識。
叔母がKに歩み寄ってきた。「K君、来てくれて有難う。オジさんはね、K君みたいな孫が欲しかったの。」
何か通じるものがあったのだろうか。
扉の向こう側に入って行く棺をみて、Kは、「あの向こう側が天国なの?」と聞いてきた。
wine「まだだよ。オジさんはね、お骨になってね、しばらくはお家にいてね、それからね、お墓に入るの。ちょっとずつ天国へ行くんだよ。」
お骨は、Kには、見せない事にした。
wineが思っているより、Kは、感受性が強そうだ。
Kは、ソワソワ落ち着かない。家を出発するのは、11時の予定。
式場に着いても、ソワソワ……
桃子(妹)に、桃太郎(4歳)も来てるし、弟も来てるし、もう1人のばあたんも来てるし、いつしか遊んでくれたオバさんも来てるし、落ち着かない。式が始まったらどうなることやらとおもっていたけれど、そんなに心配なかった。
すぐ後ろの席に桃太郎が座っていたのだけど、桃太郎がお母さんにべったり甘えている姿をみて、Kもwineにべったり甘えてきた。
ただ、wineはこの日は、朝から体調不良。式の最中も一度だけ、外に出てしまった。
Kがもたれてくると、ちとしんどい。
お焼香の時は、wineのマネをして小さな手を合わせたり、一緒にお辞儀をした。
お数珠は、wineが子供の時使っていた朱赤のものをKにもたせた。
ばあたんに、「男の子に朱だなんて…」と言われたけれど、そのお数珠は、wineが養女としてこのウチに来る時に産んでくれた母が持たせてくれたもの。小さいうちだけだし、Kに持たせたい。
出棺の時、「ちょっとずつ天国に行くんだよ。今から車(霊柩車)に乗るからね。」
Kは目をまん丸くして、「車に乗って天国へいくの?」
wine「ん〜とまだだよ。一緒に行くからね。」
火葬場に到着し、お顔を見れるのは、本当に最後。最期。
wine「K、オジさんには、もう会えないからね。最後だからね。」
Kは、いきなりわあ〜っと泣き出した。
K「オジさんとおわかれしたくない。K、かなしい〜!!」
Kの顔を見ると本気。わかっているのだろうか?
Kと亡くなった叔父とは、5回ぐらいの面識。
叔母がKに歩み寄ってきた。「K君、来てくれて有難う。オジさんはね、K君みたいな孫が欲しかったの。」
何か通じるものがあったのだろうか。
扉の向こう側に入って行く棺をみて、Kは、「あの向こう側が天国なの?」と聞いてきた。
wine「まだだよ。オジさんはね、お骨になってね、しばらくはお家にいてね、それからね、お墓に入るの。ちょっとずつ天国へ行くんだよ。」
お骨は、Kには、見せない事にした。
wineが思っているより、Kは、感受性が強そうだ。
天国への準備 [養育里親中<5歳>]
叔父が亡くなった。
wine「Kちゃん、オジさんが亡くなって、あ、死んでしまったの。それでね、天国まで行くからお見送りにいかなくちゃいけないの。」
Kは目をまん丸くした。「おみおくり……てんごく…」
まだよくわかっていない。
幼稚園を早引きさせて、昼一番で、叔父のところへ向った。
久しぶりに高速を運転した。片道1時間ぐらい。
式場までの道をしっかり頭に叩き込んだwine。
カーナビは無い。カーナビは苦手。
多少は土地勘のあるところだから、道を一本間違ったケド、すぐに到着。
母が、親族の控え室に入ると叔母が泣き崩れた。
ばあたん(wine母)も泣いた。
Kは心配そうな顔をした。
子供なりに状況を理解したようだ。
wineは、久しぶりの従兄弟達と近況報告をした。
1時間ほど滞在して家に帰った。
K「もう、てんごくいったの?どうやっていくの?また、ここくるの?」
wine「まだまだだよ。天国にいくまですることがい〜っぱいあるからね。
また、お見送りにくるからね。」
長時間のドライブ、ちょっぴり疲れた。
近頃は、遠出をするときは、いつも、お父さんが運転をする。
ていうか、代わってくれない。
これからは、代わってもらおう。
wine「Kちゃん、オジさんが亡くなって、あ、死んでしまったの。それでね、天国まで行くからお見送りにいかなくちゃいけないの。」
Kは目をまん丸くした。「おみおくり……てんごく…」
まだよくわかっていない。
幼稚園を早引きさせて、昼一番で、叔父のところへ向った。
久しぶりに高速を運転した。片道1時間ぐらい。
式場までの道をしっかり頭に叩き込んだwine。
カーナビは無い。カーナビは苦手。
多少は土地勘のあるところだから、道を一本間違ったケド、すぐに到着。
母が、親族の控え室に入ると叔母が泣き崩れた。
ばあたん(wine母)も泣いた。
Kは心配そうな顔をした。
子供なりに状況を理解したようだ。
wineは、久しぶりの従兄弟達と近況報告をした。
1時間ほど滞在して家に帰った。
K「もう、てんごくいったの?どうやっていくの?また、ここくるの?」
wine「まだまだだよ。天国にいくまですることがい〜っぱいあるからね。
また、お見送りにくるからね。」
長時間のドライブ、ちょっぴり疲れた。
近頃は、遠出をするときは、いつも、お父さんが運転をする。
ていうか、代わってくれない。
これからは、代わってもらおう。