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成長 3 [養育里親中<11歳>]

Georgeが転んで怪我をして、4人の女の子が付き添いで保健室に行ってくれたそうだ。
どうもその4人の女の子の中に好きな女の子がいるようだ。

小学校に入学した時から気になっていたことの1つに、相手との距離のとり方だった。
Georgeはやたら相手と距離が近い。
転校してすぐに先生に相談した。

先生「そうですね、早い段階で指導したほうがいいですね。」

1年生の時の担任はちょっとわかってくれなかった。
だから、Oちゃんにベタ〜とくっつきまくっていたGeorge。

転校してからもどうもOちゃんにするようにちょっかいを出していた女の子がいたようだ。

何かの話の流れで、

wine「Oちゃんのことが好きなんだと思ってたわ。だってあんなにベタベタしてたじゃない。周りの人も勘違いするわよ。親切にするのは良いことなんだけど、場合によっては好きなのかと勘違いすることもあるのよ。母さん、学校を休んでいた男の子にね、学校の宿題とか手紙を持って行ったことあるけど、手をあげたときね、『好きなの?』て言われたの。休んでいた子に持って行くだけなのに、近所だからね。だけど、好きなのか?て言われるの。」

Georgeはとても驚いていた。

wine「親切も相手をみてしなくちゃいけない時もあるのよ。それに、相手と距離が近いと勘違いされるかもしれないわね。相手にも周りにも。先生、言ってたでしょ。」

Georgeは大きくうなづいた。思い当たることがあるようだ。

その他にもGeorgeに、Oちゃんと習い事してることを今の学校の子に知られても良いか聞いてみると、ダメだということ。自分の好きな女の子が他の男の子と習い事してたら嫌だ、という話もした。

それからは、GeorgeはOちゃんとの習い事の時はOちゃんにあまり話しかけなくなった。レッスン終了したら、さっさと荷物をまとめて先に部屋から出てくる。

あまり先の話をするのもどうかと思ったけど、Oちゃんのママには、今の習い事は小学生までね、中学行き出したら、部活をするだろうから、わからないからね、と伝えた。
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