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ひきこもり支援センター 7回目 [社会復帰に向けて]

ひきこもり支援センターへ相談へ行ったのは、妹の桃子と母とwineの3人。

母は、今日が初めて。
何を話すのだろうかと、少し不安だった。

ただ、心理士さんはとても若い。そこから、話だした。

母「若いですね〜。息子ぐらいかしら〜」

wineも桃子もなるべく話さず、黙っていた。

心理士「今後、お母さんはどうされたいですか?」

そんなもん、弟に仕事に行ってもらいたいに決まってるじゃないの。

母「...........仕事に行って欲しいですね。」
母は、それまでの弟の職場での体験らしきものを話したり、私達(姉)との関係だったり、自分(母)が言った事が悪かったんじゃないかと、過去の話をした。途中、涙をこぼしたりしていた。

心理士「今すぐは、難しいですよ。ひきこもりになった人に、将来の話はしないほうがいいですよ。かえって、不安になります。今は、安心してひきこもってもらっていたほうがいいですよ。安心する気持ちも大事ですからね。それから、ひきこもった原因で、過去の事には、あまりこだわらなくてもいいと思います。本人がひきこもると決めてひきこもっているわけですから..........」

それから、心理士さんは、弟が、ハローワークに通っていることじたい、奇跡的なことだと言っていた。ひきこもりを脱出するには、人それぞれ、個人差はもちろんあるけれど、10年、20年、場合によっては、50年かかることもあるとか。

10年ぐらいは、wineも待てるけど、50年はちと待てん。

心理士さんの言葉で引っかかった事がひとつある。
それは、
「仕事しなくちゃいけませんかね〜」

ん? してくれないと困るわよ。wineは思わず、口をはさんだ。

wine「お母さんが死んだ後、誰が面倒見るの。」桃子の方をちらりと見た。
桃子は、目線を下に向けていた。

今回の相談で、心理士さんは、たびたび母に「将来の話は今は、やめておきましょう。こちらへの来所もすすめるのもやめておきましょう。本人さんが何かしら興味をもったら、手をかしてあげるのが良いと思います。手はかしても、頭はかさない、ということです。」

wineは、頭が悪いのか、「頭はかさない」の意味がわからず、尋ねてしまった。要は、自分で決めさす、自発的にというようなこと。恥ずかしかった。

次回の来所の予約をして、帰路についた。

帰りの車内でも、母は、「若い人だったわね〜。大丈夫なの?」

大丈夫って........そんなのわかるかい。

ただ、桃子もwineとほぼ同じ考えで、
「ん〜だけどね、お母さん、別に嫌な感じじゃないでしょ。また、お話しても良いかなって感じだったでしょ。他の所へ相談にいっても同じようなことだと思うしさ。」

まあ、納得してくれたカナ?

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